卒乳後のバストアップ

卒乳後の胸は復活できるのか?簡単ケア方法を紹介!

卒乳したママの9割以上が胸が垂れ下がる、しぼむなど経験します。
卒乳後の胸を復活させるのは、諦めているという方も多いのでは?

そこで今回は、卒乳後の胸を復活する方法について紹介したいと思います。

卒乳後の胸は復活できる?

まずはどうして卒乳後は垂れ下がりしぼんでしまうのかお話ししますね。

妊娠中は女性ホルモンが働いて乳腺が発達し、
それを守るために脂肪がつきます。

そして、卒乳後は母乳を作る必要がないのでホルモンの分泌もなくなり、
乳腺脂肪も徐々に減り伸びきった皮膚だけが残ります。

産後に髪の毛がごそっと抜けてびっくりしませんでしたか?
あれもホルモン分泌が減少するためです。

およそ産後一年ほどで元のサイズに戻りますが、
胸が大きくなった時に支えきれず乳腺と筋肉や皮膚を繋いでいる
コラーゲンの束から構成されているクーパー靭帯が伸びたり切れたりしているので、
いざ元のサイズに戻っても支えがないため垂れてしまうんです。

それに加えて伸びきった皮膚が残っているためレーズンのようなしぼんだ風船のような状態になってしまうんです。
完全には戻るというわけにはいかないかもしれませんが、「ハリが出た」「形が整ってきた」という方はたくさんいます、諦めずにしっかりケアしていきましょう。

卒乳後の胸を復活させる簡単ケアは?

胸の筋肉が衰え、バストを支えることが出来なくなっているため大胸筋を鍛えてあげることが大事です。

おっぱい体操

元助産師の神藤多喜子さんが授乳時、
授乳後の胸の悩みを解消したいという思いから
約2万人の女性の胸を触ってきた経験と理論をまとめ、
この体操を考案したそうです。

2万人の胸を触ってきたってなんだかすごい説得力がありますよね!
実際におっぱい体操をした直後に3㎝ほどバストアップしていました。
おっぱいはがしとおっぱい揺らしの2パートに分かれています。

おっぱいはがし(大胸筋から靭帯をはがしてあげることで、引っ張られているおっぱいを自由にする)
左の胸を右手で持ちあげて、
鎖骨の中心に向かい斜め上に弾ませるように揺らします。
1秒間に2~3回のペースで揺らして20~30回ほど繰り返し、
右の胸も同様に行います

おっぱい揺らし(大胸筋からはがれて自由になったおっぱいの血液リンパの流れを良くする)
両手で脇から胸を中央に寄せるように持ち上げて、上に向かって揺らします。
1秒間に2~3回のペースで揺らして20~30回ほど繰り返します。

朝晩2回行い、おっぱい体操を行う際は常に左のおっぱいからスタートしてください。
これは心臓がある左側から行うことで血液やリンパの流れが良くなるからです。

腕立て伏せ

腕立て伏せは大胸筋が鍛えられるためバストアップにとても効果的です。腕でなく胸の筋肉を意識して行ってください。

姿勢を正す

姿勢が悪いと垂れて見えるだけでなく、血流が悪くなり胸に栄養や女性ホルモンなどが送り届けられにくくなってしまうので成長に悪影響を及ぼします。そのため大きくならなくなったり左右差が出てしまったりします。

背筋をピンと張ると胸の位置も上がりますよね、一瞬でバストアップして見えるし突き上げるようにするだけで次第に胸筋が付くので「猫背気味かも?」と思う方は是非意識してみください。

ブラジャーのサイズの見直し

元のサイズくらいに戻ったからといって妊娠前につけていたブラジャーをつけていたりしませんか?
よく見ると上の方がスカスカになっていたり、
サイズが変わってしまっているかもしれません。

サイズが合っていないと脇や背中に胸が逃げてしまったりするので正しい位置で胸を固定出来ていないかもしれません。
フィッターさんがいるお店でしっかりと計ってもらうことが大切です。

ノーブラまたはブラトップなどで寝ている方は寝返りなどで、
クーパー靭帯に負担がかかり伸びたり切れたりしてしまいますので、
ナイトブラを着用するようにしてくださいね。

しっかりホールドしてくれるけど苦しくないので寝心地もいいですよ。

卒乳後の胸は復活できるのか?簡単ケア方法を紹介!まとめ

卒乳後の胸を復活させるための、簡単ケア方法について紹介しました。

卒乳後の胸を復活させることって、なかなか難しいんですが、
これはもう継続するしかないんですよね。

簡単なケアでも、毎日取り組めば結果は出てきますので、
頑張っていきましょう(*^-^*)/